◆「高20回生 稲葉真弓さん 文学の軌跡」 開設式・会長挨拶

 皆様、お早うございます。
 本日は、「高校20回生 稲葉真弓さん 文学の軌跡」の展示コーナー開設式に
 多数ご参列賜わりまして、誠にありがとうございます。
 いかがですか、この素晴らしい業績の証の数々! 
 貴重なご遺品を三稜会に寄贈賜りました稲葉さんのご実家・平野家の皆様、本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。お母様、どうかいついつまでもお元気におすごしくださいませ。(93歳のお母様がテープカットをしてくださった。)
 稲葉真弓さんは、津島高校の誇りです。母校から生まれた大作家のお力により、幅広く西尾張地域の高校生の成長の機会になればとの思いで、5年前に三稜会懸賞論文制度が創設されました。稲葉さんは審査委員長を務めて下さり、回を重ねるごとに、寄せられる作品のレベルの高さに手ごたえを感じておられました。
 最優秀賞は、第1回が佐屋高校、その後津島・清林館・津島・清林館と,両校が競いあっています。優秀賞・佳作も含めると、参加校のほとんどから受賞者が出ています。第3回の審査を終えた席で、稲葉さんの名前を冠につけた賞にさせていただきたいと提案したところ、喜んで受けてくださいました。昨年5月、第4回の審査を終えたとき、「表彰式には必ず来ます」といわれましたが、それはかないませんでした。でも、今回・第5回への参加校と応募数は過去最高となりました。「稲葉真弓賞」への憧れが地域に定着し始め、母校の新しい伝統として具体化し始めたと思います。
 お姿は見えなくとも、ここで、稲葉さんが作家として大成されていかれた軌跡にふれることが出来ます。この部屋で学習する後輩たちを、「光」で包んでくださいます。在校生は幸せです。一層勉学に励んでいただき、稲葉真弓賞をさらに輝かせる力を養っていただきたいと思います。
 稲葉真弓賞を通して、母校や地域の発展に貢献できることは、三稜会の新しい誇りです。郷土の大作家の放つ光を、更に広く一般社会にも広めていく機会を、津島市立図書館と愛西市中央図書館との協力関係の基に築いてまいりたいと思います。
 稲葉さんの、三稜会懸賞論文にかかわる喜びの声が、それを聴いておられた平野様や下川様の今回のご厚意に繋がりました。それに応えようと、協賛会社の皆様、後援の中日新聞社様、銘木の提供、展示棚の設計や設置工事をしていただいた皆様、そして稲葉真弓基金に多大なご協力を賜りました多くの同窓生の皆様、本当にありがとうございました。
 今回は、初めての展示でもあり、不行き届きな点が多々あるかと思います。今後、内容の充実を目指して努力してまいる所存でございます。
 末永く、ご支援賜ります様お願い申し上げます。ありがとうございました。

平成27年9月27日
津島高等学校 三稜会会長 横井 義一

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