◆三稜会新会長 就任のご挨拶


同窓会長 横井 義一


 千賀会長の後を引き受けさせていただくことになりました横井義一でございます。千賀さんとご一緒に110周年記念事業にかかわらせていただく中で、たくさんのことを学ばせていただくことが出来ました。ありがとうございました。また、先ほどのご退任の挨拶の結び部分を、「感謝が感謝を生み、不平が不平を呼ぶ。喜べば喜び事が来る。」との意と受け取らせていただきました。温かい励ましのお言葉として、しっかりと肚に入れて取り組ませていただきますので、これからもご指導の程よろしくお願い申し上げます。
 先ほど、懸賞論文入賞者の表彰がありました。私も審査にかかわらせていただき、レベルの高い作品の多いことに驚きました。自分が在学時代に、これだけの作文は書けなかったと思いました。
  作文のテーマは『いのち・生きること』でした。上位入賞の3作品の中に非常に素晴らしい部分があり、そこから私は、これからの同窓会活動への指針を頂くことが出来ました。
  最優秀賞の佐藤さんは冒頭で、「命を維持することと、生きることとは同じでしょうか」と問いかけました。そして、いくつかの自分の体験を通して、「豊かな感情、感受性があって始めて命は輝く」と受け止められ、そこから今後の自分の生き方を掴まれました。「日々自分の人生の質を上げていき、後世にわずかでも自分の光を残していきたい」と。
  非常に精神性の高い作品に感心致しました。
  この内容を補強しているのが、優秀賞の二人です。大口君はいのちのことばの意味を考えられました。「いのちの語源は息の道、または息の内」であり、息を引き取るとは、「なくなっていく息を次の世代が引き取ること、受け継がれることである」という説明は新鮮です。その具体例を書かれたのが高尾さんです。「おばあちゃんの満面の笑顔が私を幸せにしてくれた。」そのおばあちゃんが、今は病床におられる。「今度は自分がおばあちゃんの前で、必死で笑顔を作り恩返しに努力」された体験から、「小さな行為が誰かを幸せにできる」ことを掴まれました。素晴らしい体験です。
  3つの作品は、見事に一本の糸で結ばれています。皆様も、ぜひもう一度読み返されることをお勧めいたします。
  私たちは、"卒業したら同窓生"から出発し、その後の人生が、知らず知らずのうちに後輩や地域への光となれるよう努力してまいります。その源となるのが、在学時代に学んだ知・仁・勇の精神であり、同窓生から頂いた光ではないでしょうか。
  今後、皆様のご協力により同窓会活動がより充実し、同窓生の絆が深まり、幸せな人生に繋がり、母校に貢献の出来る三稜会になればと思います。
  微力ではありますが、精一杯務めさせていただきますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。


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