◆平成24年度 三稜会入会式 会長ご挨拶


平成25年2月28日 三稜会会長 横井 義一


 皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんはこれから履歴書に「津島高校卒業」と書くことになります。津島高校同窓会への仲間入りです。
本日入会の新会員数は、全日制65回生の皆さんが318名、定時制62回生が18名です。私は同窓会を代表して、皆さんの入会を心から歓迎いたします。


 津島高校の歴史は113年前の明治33年・西暦1900年4月1日に開校した「愛知県第三中学校」に始まります。当時、繊維産業の栄えていた津島町の財界が中心になり多額の寄付をされ、激しい誘致合戦に成功されたそうです。社会の発展のためには、いつの時代でも優秀な人材が求められていることがよくわかります。


 心の豊かな人間の育成を目標に「知、仁、勇」の校訓が定められ、徽章・校旗に「三稜の星」が採用されました。その学習成果は「三中・三中」の愛称として今日まで残っています。三稜の精神を学んだ卒業生の社会貢献は、津島・尾張地方は言うまでもなく、全国そして全世界に及んで行きました。その高い評価が創立113年の伝統校を創り上げたのです。卒業生数は、併合された高等女学校を含め38,378名に達しました。


 この偉業を讃えて創立110周年を機に、同窓会の呼称が津島高校三稜会と改められました。同時に活動内容も充実しました。


 従来、名古屋で開催されていた総会の会場を、地元の津島市民会館に戻しました。
  これは、開校に尽力された大先輩の志に応えようとするものです。


  大正時代に建てられ、ところどころに三中と書かれた窓ガラスが残る旧講堂は、
  津島高校のシンボル的存在です。これの長期保存のための修理を行いました。


 母校の学習条件がよくなればと、図書室の机・椅子などを更新し、自習室・興学
  館を新築寄付しました。


 皆さんの学習意欲を盛り上げようと育英会を創設し、懸賞論文と三稜賞制度を設
  けました。


 興学館内に三稜文庫を作りました。これは「人生の役に立った本を後輩に」との
  思いで卒業生から寄せられる本のリサイクルセンターです。必要なものを見つけ
  たら自由にお持ちください。返さなくても構いませんが、自分も何か寄付できる
  機会を作ってください。本の整理のための奉仕制度を考えますので、機会があれ
  ばボランティアに参加してください。


 三稜会役員の発案により、正門前市道への街路灯設置を津島市に申請したところ、
  新年度に実現の見通しです。また、桜並木下の通学コースの整備も、県の理解が
  得られ予算が付きました。母校で夜桜見物が出来るようになります。


 先ほど履歴書に「津島高校卒業」と書くと言いましたが、それは外面的な表現です。その内面は、「三稜の精神を学び、それを胸に抱いて活躍する人」であり、それが津島高校三稜会の会員です。
  皆さんの今後の活躍が、さらに母校の評価を高めていきます。皆さんは誇りをもって、自分の子 そして孫に母校を薦める時が来ることでしょう。
  「津島高校で学べた幸せを感謝に!」、三稜会はそんな気持ちを集約できる場となれるよう活動してまいります。活動状況を時々ホームページで確認してください。「三稜会」で閲覧できます。
  65回生独自のページも開設し、同級生の交流の場として活用ください。


 30年後には幹事学年として総会を取り仕切る大役をお願いします。50年後には、皆さんの長い社会貢献に敬意を表し、総会の席で表彰が行われます。総会は毎年9月の最終日曜日に開きたいと思っていますのでぜひ出席してください。それらの機会に級友や先輩・後輩に接したとき、母校への熱い思いに浸ることが出来ると思います。
  1年生の時に110周年を祝えた体験は、皆さんの生涯の宝になります。その時、先輩が素晴らしい標語を作ってくれました。覚えていますか。


三稜の誇りを胸に 110年のその先へ」です。これを生涯心に留めて下さい。
"その先"を築く主役は皆さんです。皆さんのご活躍を期待し、歓迎の挨拶といたします。


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